週刊BCN、宮城・仙台でのセミナーを報道

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週刊BCN、宮城・仙台でのセミナーを報道

http://biz.bcnranking.jp/article/news/1603/160328_141811.html

 

 

 基調講演は、クラウドサービス推進機構の松島桂樹・代表理事が登壇。「クラウドの売り方~SIer、販売代理店が商機を逃さないために」と題して講演した。

 「中小企業が頑張らないと日本の再生はない」とし、そこではクラウドの活用がポイントになるとした。例えば、地方の生産品を消費地である都市部に向けて、いかにしてアピールするかが重要となるが、インターネットによってウェブサイトやアプリケーションなど、さまざまな手法が使えるようになっている。「地方ならではのアプリケーションも出てきていて、長野県のリンゴの産地では、リンゴをかじった歯形から歯の診断をするアプリが提供されている。都会では発想できないアプリである」と、地方の事例を紹介した。アプリの裏側ではクラウドが活用されている。ほかにも身近なクラウドの活用事例を取り上げ、いかに生活に浸透しているかを紹介した。

 また、IoTにおけるクラウドの活用例も紹介。「モノを売って終わっていたものが、IoTによってサービスに変えることができる」と松島理事は、いくつかの事例を挙げながらIoTはビジネスモデルを変えるきかっけとなると強調した。そして、IoTで得られるデータはクラウドにあるべきとし、IoTにおけるクラウドの役割を説明した。

 クラウドが重要としつつも、松島理事は「クラウドを理解していないといって、ユーザー企業のトップをけなす論調があるが、それは間違い。クラウドはあくまでも裏方であって、企業トップが意識するようなものではない」と強調。クラウドでは企業システムが簡単に導入できるとされがちだが、「ITベンダーのサポートが欠かせない」と松島理事。中小企業ほどサポートを必要としていて、クラウドになってもユーザーのニーズは変わらないという。最後に松島理事は、地域のITベンダーはクラウドのPDCAサイクルをしっかりサポートする「まちの電気屋さん」を目指すべきと呼びかけ、講演を締めくくった。

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