「まるわかり法人番号~意義から活用まで」の連載も第4回になりました。
「フィンテックとIoTを実現する法人番号」マイナンバーマガジン 月刊 自治体ソリューション 2016年8月号
一番気に入っている文章は、下記です。
「フィンテック導入によって、決済の多様化という新しい手段を手に入れることが出来ます。これまで何か月という固定的な支払い条件をそのまま踏襲してきましたが。複数の支払い条件を導入することで、取引における柔軟性を増やすことが出来ます。フィンテックを活用することで、次の中から選ぶことが出来るようになるのです。
(1) 先払い、(2) 現金払い、(3) 即日払い、(4) 後日払い
支払い条件を柔軟にすることは受注者のみならず、発注者にも大きなメリットがあります。優良な業者の囲い込み、確実な納品への促進です。個別発注では、先払いが有効です。確実な発注意思を示すばかりでなく、受注者のリスクが減り、安心感を与えます。支払いを遅らせるよりも優良な業者との関係が向上し、発注者への忠誠度、納期順守へのモチベーションがあがるはずです。見積金額が減るなど、支払いを遅らせることによる金利のメリットをはるかに上回る財務効果が期待されます。先払いを生かして進捗情報を提供することを義務付ければ、発注側のサプライチェーン管理効果が高まります。」